冬場の膠ぼうじゅんはあっ!
というまに膨れ上がる。
使ってるのはHMといって人工のもの。
兎膠とかグレードが高いものもあるけど臭うからパス。
(書き忘れたけど湯煎します。チョコ溶かしたりするときのあれです)
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膠は買ってきたらふた開けてすぐ使えません。
水で膨らませます。
分量:
膠:水=1:10 ※重
温度:
30-80度のあいだ
※熱い風呂でも約42度とからしい。
そこらは経験。
ただ、30度以下でも80度以上でも接着力は落ちます。
これを始めは布を張り終えたパネルの裏面に塗ってゆく。
そもそもどうして膠を塗るかといいますと
布は油に触れると長い歳月をかけてやけてしまうのです。
だったら布を使うなと思われるかもしれませんね。
それ正解。
だがしかし布に描くと筆の弾力がちがうとか巻いて運んで売れるとかの長い歴史のあれこれで
こんなことになっているのです。
つまりやけちゃう布を膠でコーティングしているということになります。
(5枚分の裏面に塗りました)